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“安達祐実の母”・有里さんがふり返る子育て。いじめられる娘にかけた意外な言葉は

娘・祐実さんのいじめを振り返って

――祐実さんが『家なき子』(1994年・日本テレビ系)に出演されていた当時、学校で上履きを隠されるなどのいじめがあったと後にテレビ番組で告白しています。その時にはどのような対処をされたのですか?
「家なき子2 オリジナル・サウンドトラック」

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安達「そんなこともありましたね。上履きがないと困るので、それをじゃあどうするっていうこということで、学校に『外履きのままで授業を受けてもいいですか?』と相談に行きました。職員室で上履きを預かってもらって、毎朝そこで履き替えることなったと思います。犯人が誰かということよりも、上履きがないと困るので、そこさえ解決すればとりあえずいいかなとその当時は思っていました」 ――祐実さんはその後も学校で孤立されていたそうですが。 安達「『友達が誰も話してくれない』って言われたので『じゃあ本でも読んでれば?』って答えたと思います。だって、こういうのって相手のあることでしょう? 相手が話してくれないならしょうがないから、一人で出来ることで時間をやり過ごせればいいと思いました。でも学校だけが全てじゃない。死ぬほど辛いなら行かない、転校するっていう選択肢だってありますから」

修学旅行の代わりに一緒に京都へ

――修学旅行などの学校行事とかはどうしていたのですか? 安達「修学旅行は参加しなかったんですよね。でも、東京駅の日本各地のお土産が集まっているお店に、その修学旅行先の名産を見に行って、見ているうちに『どうせなら行っちゃう?』って新幹線に乗っちゃいました。そして現地では観光タクシーに乗って名所を色々回りました。あれはあれで楽しかったと思います」
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いじめは注意しても解決しない
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