そして、ここで大事なポイントがあります。
「使う目的がある紙」というのは、「その紙自体が必要になる紙」だということ。
どういうことかと言うと、例えば、取扱説明書って、きちんと保管されている方が多いですが、同じものをネットやアプリで見られるなら、紙の取扱説明書は必ずしも必要ないですよね。たしかに、取扱説明書は使う目的がある紙です。でも、
その情報をネット上などでデータとして見ることができるなら、紙自体は不要ということ。

紙の収納を考える前に、「何を捨てて何を残すか」を考えるのが石阪式「紙片づけ」。 ※写真はイメージです
このように、「紙自体」が必要なものと、その紙に書かれている「情報」に価値があるものがあることを覚えておいてください。
それでは具体的に、日々入ってくる紙をどうやって処理するのか、お伝えしていきます。
分類の仕方って迷いますよね。家族別にしようか、銀行からの手紙、学校のお便りなどのジャンル別にしようか。
でも、もうお気づきでしょうか? 今申し上げた分類法は、収納することが前提の分け方です。「何を残すか」を考えていませんよね。
そこで、石阪式「紙片づけ」ではこう分類します。
① すぐに捨てる
② 確認して捨てる
③ データ化して捨てる
④ ファイリングする