麻衣さんはこれまでも、男性にモヤモヤすることがたくさんありました。他のとある男性はデートの待ち合わせ場所に、二人の中間地点ではなく男性の家から近い場所を提案してきたそうです。
「でもお店を探してくれてるし、嫌だけどこういうのもありがたいなって思って行った方がいいんですよね……」
「そういう時、
麻衣さんの方から出やすいエリアのお店を提案ちゃってもいいんですよ。『気になるお店があるんですけどこちらはいかがですか? 〇〇さんがほかに行きたいお店があればそちらでも大丈夫です』みたいに伝えて。男性で飲食店に詳しい人はあまりいないし、あちらにゆだねるとデートの満足度が下がるでしょう」
「そうなんです。前も20代女性ばっかりのお店を提案されて、付き合ってもいない男性と二人で行くのが辛かったです」
麻衣さんは、「自分の要望を相手に伝えること」を頑張ると約束してくれました。麻衣さんのようにわがままは悪いことと思い込み要望を伝えず、無自覚の“察してちゃん”になってしまう女性は多いです。
真面目な女性ですし、良いご縁があることを願います。
※個人が特定されないよう一部脚色してあります。
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<取材・文/菊乃>
菊乃
恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:
@koakumamt