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なぜ今、グルメドラマが大豊作?『きのう何食べた?』だけじゃない名作たちの共通点は

おいしい給食

もうひと作品シリーズものを。こちらもドラマ・劇場版と多くのファンをもち、満を持してseason3を迎えた『おいしい給食』(テレビ神奈川、TOKYO MX、BS12ほか/放送日時は局ごとに異なる)です。
ドラマ『おいしい給食 season3』

画像:ドラマ『おいしい給食 season3』公式サイトより

本作は、1980年代の中学校を舞台に、給食愛を追求する教師・甘利田幸男(市原隼人)が、生徒とどちらが「給食をおいしく食べるか」闘う究極の“食ドラ”。season3では、函館へと転勤した甘利田の新たなる給食道が描かれています。

甘利田の食べっぷりに元気がもらえる

物語は「私は給食が好きだ。給食のために学校に来ていると言っても過言ではない」という甘利田の台詞ではじまります。 普段はクールで生徒に厳しい甘利田ですが、給食の時間になると隠してきたつもり(実際は全く隠れていない)の給食愛が爆発し、豹変。給食の献立への豊富なうんちくを語りながら、とにかく美味しそうに食べるのです。その見事な甘利田の食べっぷりを、市原が全力で表現しています。 「好きなものをまっすぐに好きでいる」。そんな、簡単そうで実は難しい人間のあり方を体現するような甘利田に、私たちは憧れに似た感情を抱くのかもしれません。「この献立、大好きだったなぁ」「こんなメニューもあったっけ?」など、ノスタルジーを感じる美味しそうな給食ももちろん見どころです。 「何食べ」もそうですが、この作品、どのシリーズ、どの話から観ても変わらずにその世界観(=甘利田の給食道)が楽しめるので、過去作を未視聴の方にもおすすめ! 第3弾の劇場版公開も決定しています。
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食べる相手を想う気持ちに癒されるドラマは?
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