最近、アキさんは婚活アプリでタカシさんという男性(仮名)と知り合い、
初デートを経て次は2回目のデートを控えています。タカシさんは同い年で趣味も合い、楽しい時間が過ごせそうな人。ですがアキさんは毎回この「2回目デート」で距離が縮まらず、当たり障りがない会話で終わることを繰り返していたため、また同じパターンにならないかと不安でした。
「お付き合いするとしたら相手に伝えておいた方が良いことは、2回目ぐらいから徐々に伝えていきましょう」
「実家暮らしなことと、ローン返済があることって伝えた方がいいですか?」
「それで嫌われる可能性は低いと思うし、
気になるのなら自分から先に自己開示して、今までの当たり障りないパターンを崩してもいいと思いますよ」
あまりデータもないので、試しに私のX(旧Twitter)で「アラサー女性が脱毛ローン(約30万)ある場合、結婚前提の彼氏ができたら伝えた方がいいと思いますか?」というアンケートをおこなってみました。

画像:筆者のXより
========
アンケート結果(回答数:878票)
「男です。伝える方がよい。交際継続の可能性あり」16.5%
「男です。引くし知ったら断る。こっそり完済を目指す」6.5%
「女です。伝える方がよい。それでフラれたらそこまで」18.1%
「女です。言わなくてよいと思う。」58.9%
========
男性は「伝える方がよい。交際継続の可能性あり」と回答する方が多く、女性は「女です。言わなくてよいと思う」という回答が多かったです。
X限定なのでこれが世の縮図ではないと思いますが、同じ悩みがある方の参考になれば幸いです。
あとはアキさんの伝え方と、タカシさんがどう受け取るか次第でしょう。
次のデートの日、アキさんはカフェでタカシさんと話しながら、ローンの話をどう切り出すか考えていました。緊張しながらも、アキさんは勇気を出してローンのことを打ち明けました。
「タカシさん、
実は私、全身脱毛のために30万円のローンを組んでるんだ。でも、ちゃんと計画を立てて返してるから、安心してね」

タカシさんは少し驚いた様子でしたが、すぐに柔らかな笑顔に戻り、「教えてくれてありがとう。
アキさんがしっかり返済してるなら、それで十分だよ」と言ってくれました。
アキさんはその言葉に安心して、タカシさんの優しさと理解に感謝しました。
彼との信頼が深まり、これからの関係に自信を持てるようになりました。
「ものすごく緊張して伝えました。今まで私から先に自分の状況を伝えたことがなかったので、それを受け入れてもらえてものすごくホッとして……今までで一番感情が上下したデートでした」
タカシさんとは順調に3回目デートの約束が成立します。
【関連記事】⇒
「スタバのフラペチーノ700円は安い」実家住まい36歳のカン違い。“幼いおばさん”のままでいいのか/2023人気記事top5