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「女性が生きやすい社会は男性も生きやすい」29歳女優が語る、新作に息づく“フェミニズム”

「超若い!」のマインドで生きている

橋本愛さん――20代後半はどのように過ごしたいですか? 橋本:先ほど話したように数字的なこだわりはないのですが、30代になると20代に戻れない恐怖みたいなものは少し感じますね。それって大袈裟に言うと死に向かっている恐怖かもしれないのですが、そう考えてみると人生まだ30年、まだまだですよね。なので「超若い!」そういうマインドで今生きています(笑)。 ――新しくチャレンジしてみたいことはありますか? 橋本:わたしは音楽がすごく好きで、それこそ努力と思ったことがひとつもないんです。ボイトレもひたすらやり続けられますし、努力と思わず熱中できるものが自分にとっては音楽だったから、これから何かを作っていけたらいいなと思っています。 ダンスにもいい影響を及ぼしますし、身体表現も自分が熱中できることだから、そういうことをこの先極めていって、表現に落とし込めていけたらいいなと目論んでいます。 <取材・文/トキタタカシ 撮影/吉開健太>
トキタタカシ
映画とディズニーを主に追うライター。「映画生活(現ぴあ映画生活)」初代編集長を経てフリーに。故・水野晴郎氏の反戦娯楽作『シベリア超特急』シリーズに造詣が深い。主な出演作に『シベリア超特急5』(05)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)などがある。現地取材の際、インスタグラムにて写真レポートを行うことも。
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【作品情報】
『早乙女カナコの場合は』
3月14日(金)新宿ピカデリーほか全国公開中
(C)2015 柚木麻子/祥伝社 (C)2025「早乙女カナコの場合は」製作委員会
配給:日活/KDDI
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