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セクハラ店長の悪行を阻止。帰国子女が取った反撃の手段とは?

 職場でセクハラ被害に悩んでいる女性は多いです。ましてや海外での生活が長いと、なおさら日本の環境とのギャップに苦しむかもしれません。

セクハラ

画像はイメージです(以下同じ)

「日本人男性のセクハラぶりを見ていると、グローバル社会では通用しないと思いますね」と、自分の受けたセクハラ被害を分析するのは、帰国子女の井上恵梨香さん(仮名・33歳)。

 日本人の父親、アメリカ人の母親そして兄とで、アメリカのカルフォルニアで暮らしていた恵梨香さんは、15歳の時に父の仕事の関係で、一家で日本に移住しました。

 タレントの森泉に似た愛くるしい笑顔の彼女は、セクハラにどうやって立ち向かったのでしょうか?

50代店長のセクハラ&パワハラ



 5年前に女性経営者になって以来、恵梨香さんはセクハラを受けるようになったと話します。

「一番最近のセクハラは、1年前からつい最近まで。ある飲食店の50代店長から、セクハラもパワハラも受けましたが、どちらもストップさせました。セクハラで悩む女性にぜひお勧めしたいですね」

イケメンウエイター 恵梨香さんは10代後半から20代のイケメンを育成して、飲食などの店舗でスタッフとして活躍させるプロジェクトを考案。5年前に会社を設立しました。

 飲食店の新規店舗にイケメンスタッフを派遣し、現場の運営を一手に担うビジネスを邁進してきたそうです。

「大きな取引先である飲食店オーナーの部下の店長から、タクシーに乗車するたびに手を重ねられる、膝をピタリと寄せる、キスされそうになるなどのセクハラを受けました。

『止めてください』と拒否すると、『ガールズバーでバイトしていたんだろ』、『オーナーの愛人だろう』、『オレは店長だ、もっとちやほやしろ』と侮蔑的な言葉を浴びせるのです。

 オーナーとは昔からの知り合いで、ビジネスパートナー。確かに彼はガールズバーを経営していますが、私は一度もそこでバイトしたことがない。それなのに、その50代の店長はオーナーの愛人だと思い込んでいるんです」

セクハラ店長

店舗のスタッフから聞き取り調査


 オーナーに直接50代店長のセクハラを訴えようとしましたが、感情的になればなるほど、メリットはないと判断した恵梨香さんは、まずリサーチすることにしたそうです。

「50代店長のセクハラ被害にあって、辞めた店舗のスタッフから聞き取りをしました。押し倒されてキスされる、夜中に呼び出されるなど、私よりもヒドい被害の女性もいて、心が痛みました。

 彼女たちは一様に『訴えるにも証拠がない』と嘆いていたんです。そこで証拠をつかんで、オーナーに直訴することを思いつきました」

 そのころから、セクハラ行為を拒絶する恵梨香さんに対して、店長がわざと支払いを遅らせることが続いたそうです。

「大口の取引のため、1日でも入金が滞ると、経費だけでなく、人件費の支払いが遅れてしまいます。信用に関わり、育ててきたスタッフとの関係にも壊れてしまう。

 せっかく築いてきた努力も水の泡と危機感を抱いて、困り果ててしまいました」

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反撃のための行動とは…

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