「春夏ブーツ+花柄スカート」で最新スタイリングに/オフホワイトに学ぶ
【モードをリアルに着る! Vol.15/小林直子】
「オフホワイト」は2018年リゾートコレクションで、ドレスや麻のスーツに合わせて白、グリーン、砂色のロングブーツを提案しています。
さて、2018年リゾートで発表された「オフホワイト」の春夏用ブーツですが、この中で特に印象に残ったスタイルは、トラックジャケット+花柄スカート+春夏ロングブーツというものです。
トラックジャケットも花柄スカートもごく普通のありふれたアイテムですけれども、そこにロングブーツを合わせてくるのが新しいスタイリングであり、オフホワイト流ということになります。
白いブーツも麻やジュート素材でできたブーツも、多くはありませんが、もう既に日本の市場に出回っています。まずは春夏でも履けそうな明るい色や素材のブーツを見つけましょう。できればロングブーツのほうが今の気分ですが、白いロングブーツというのはなかなか売っていませんので、ショートブーツでもこの際よしとしましょう。
トラックジャケットはアディダスやプーマ、その他スポーツウエアブランドでいつも売られているので手に入れるのは簡単です。花柄スカートも、ノスタルジックな花柄を探す場合は古着屋に行けばありますし、そうではなくても、ごく普通のひざ丈の花柄スカートなら、ショッピングモールに入っているようなブランドでも売っているでしょう。
トラックジャケットに花柄スカート、それにスニーカーを合わせたら、一歩間違えば田舎の中学生のスタイルです。そこにブーツというのが今の一番新しいスタイリング。今それが一番新しく、格好良く見えるということになります。
「春夏にブーツを履いていいですか?」と聞かれたら、「いいです」と今は答えます。ここ何年かで春夏用ブーツの提案は急速に増えてきていて、真夏でもブーツを履いていいことになっています。
ラグジュアリーなストリートウエアブランド「オフホワイト」
「オフホワイト」はカニエ・ウエストのクリエイティブディレクターであるヴァージル・アブローが2014年から始めたブランドで、ラグジュアリーなストリートウエアを作るブランドとして影響力を持つブランドです。 ストリートウエアの影響は、例えば昨年、ルイ・ヴィトンがシュプリームというストリートブランドとコラボレーションをしたことからもわかるように、昔からある伝統的なハイブランドにも及んでおり、今後も増大すると思われます。
春夏ブーツにトラックジャケット+花柄スカートがオフホワイト流
「オフホワイト」はストリートウエアと言えども、ラグジュアリーブランドですから、Tシャツで5万円、トラックジャケットが12万円もします。普通の人はなかなかTシャツに5万円も出さないでしょうから、多くの人が「オフホワイト」を着るということはないでしょう。しかし何も「オフホワイト」そのものを買わなくても、今のスタイリングの気分を表現することは可能です。
今の新しいブーツスタイリングのアイテムを手に入れるには
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