セックスレス解消には、他力本願ならぬ妻本願のようなニュアンスが漂っているあたりに少し残念さも感じますが、妻とのセックス自体を否定する声は見受けられず。そこで、「妻とのセックスレス解消のために、妻に望むことや自分でやれると思うこと」を具体的に教えてもらいました。 【妻に望むこと】 ・「子育てからの解放。子どもと別の部屋で寝ることが出来れば」（38歳／大阪府／会社員（正社員） ・「子どもに手がかかるのはわかるが、もう少し自分にも目を向けてほしい。せめて自分が帰るまでは起きていて」（34歳／東京都／会社員（正社員） ・「仕事への理解を示してほしい。受け入れられていると感じられれば、気持ちも前向きになれそう」（38歳／山梨県／フリーランス） 【自分でやれると思うこと】 ・「仕事が落ち着いて、一緒にいる時間を増やすことができたら」（36歳／神奈川県／経営者・役員） ・「きちんと話し合いの機会を持つべきかなと考えています」（35歳／広島県／会社員（正社員） ・「会話やスキンシップを増やしてコミュニケーションを図るなど、もう少し妻の気持ちに寄り添うようにする」（32歳／千葉県／会社員（正社員） 　夫婦の時間の過ごし方や気持ちの向き合い方が改善されれば、セックスレスを解消できるかもしれないと考えている男性が多いようです。セックスレスに真正面から向き合うよりも、日常の関わりを見直して、自然と距離を縮めるスタイルを望んでいるのかもしれませんね。 　回答してくれた男性からは、「笑顔で『おかえり』と迎えてくれるだけでも違う」「頼ったり甘えたりしてくれたら愛おしく感じそう」といった話も聞かれたことから、夫婦のなにげない時間にもセックスレス解消のヒントは転がっている様子。旅行などで環境に変化を与えることもいいですが、まずはお互いを思いやる気持ちを、きちんと言葉や態度で示すことが大切なのかもしれません。 【調査概要】 ・調査主体：女子SPA！編集部 ・調査日：2018年5月7日 ・調査対象：妻とセックスをしたくない、かつ半年以上していない、30～39歳の既婚男性100人 ・調査方法：インターネット調査 ＜TEXT／千葉こころ＞ ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】