そして、桂木さんをドン引きさせる決定打となったのが、弾けまくった同級生の“ある行動”でした。
「二次会の店に車で移動中、友達数人が走りながら窓を開けて通り道の
ラブホテルに爆笑しながら爆竹を投げ込んだんです。思わず『は!?』と大声で叫んでしまって。深い意味はなくて単純にノリだったみたいで。お酒が入っていたり、同窓会でテンションが上がっていたとしてももうアラサーの大人がやる行動とは思えませんよね。

『
この人たちは学生時代を振り返るんじゃなくて、学生時代のまま時が止まっているんだ……』と、わたしだけ途中で帰ったんです。その後同級生のグループSNSから退出したんですが、一緒に参加した友達の話では、途中で帰ったり
真顔でどん引きしていた私の悪口で大盛り上がりだったとか。変わらないことと、成長しないことは意味が違うんだ。そう感じた出来事でした」
―
シリーズ ドキドキ?ガッカリ?同窓会エピソード vol.13―
<文/赤山ひかる イラスト/やましたともこ>