
「柄物の中で使われている色だけで全体を構成する」のがルール ※画像:WEAR
3色以内でコーディネートするということは、着こなしのバリエーションとしては、セットアップで着る、トップスとベージュ、カーキ、グリーンどれかのパンツまたはスカートと合わせる、ボトムスとベージュ、カーキ、グリーンのシャツやブラウスと合わせるとなります。

靴とバッグは同じ色にすると全体にごちゃごちゃした感じはなくなる ※画像:WEAR
靴やバッグについては同じ色でそろえてもいいし、違う色にしてもいいでしょう。違う色にする場合は、靴とバッグは同じ色にすると全体にごちゃごちゃした感じはなくなります。
そうやって1つのセットアップを中心にアイテムをそろえていけば、ワードローブの色がごちゃごちゃした感じは大分なくなりますし、何より組み合わせを考える労力がぐっと減り、おしゃれに見えるかどうか心配する必要がなくなります。

1つのセットアップを中心にアイテムをそろえていこう ※画像:WEAR
おしゃれよりも大事なことがある、人の魅力はおしゃれで決まらない
最後に、ではおしゃれに見えないワードローブを見て私がどう感じるかというと、それ以上は何も思いません。
その人はどうやったらおしゃれに見えるか方法を知らなかっただけですので、おしゃれかどうかでその人の評価が決まるということはありません。ファッションの専門学校で出会った人たちも、アパレル業界で出会った人たちも、みんなそうでした。
おしゃれより大事なことはたくさんあります。人としての魅力はおしゃれかどうかでは決まりません。人権を無視したり、他人を搾取しようとする人がおしゃれなんかしても意味ありません。
柄物の組み合わせがうまくいかなくて、ちょっとぐらいおしゃれに見えなくても落ち込まないで。「おしゃれよりも大事なことがある、人の魅力はおしゃれで決まらない」ということをいつも忘れないでくださいね!
<文/小林直子>
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