新郎だけ知らなかったサプライズ結婚式。友人たちの協力で感動の涙…
費用は会費と相殺されて自己負担なし
とはいえ、ここまで祝ってもらって何のお返しをしないのは申し訳ないと千晶さんと駿さんはサプライズ挙式を計画した中心メンバーを温泉旅行に招待。ほかの出席者たちも食事や飲みに誘い、半年ほどかけてほぼ全員にお礼をしたといいます。
「その費用だけで100万円を超えてしまいましたが、こんな使い道なら私たちにとっても嬉しい出費です。彼は『ここまで祝ってもらったら絶対に別れられないね』って笑ってました。
たしかに、そう考えるとプレッシャーかもしれませんが、私たち夫婦の仲がさらに深まるきっかけにもなりましたし、将来お互いが年をとってもこのまま仲良くいられたらいいなと思っています」
サプライズであるのはもちろん、規模の割に低予算に抑えたのも大したもの。新郎・新婦にとってだけでなく、参加したすべての人にとって忘れられない結婚式になったはずです。
ー“劇的”な結婚エピソードー
<文/トシタカマサ イラスト/ワタナベチヒロ>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】トシタカマサ
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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