「宏は『あっ、○○(オンラインゲーム)のイベント時間だ!!』と言うなり、私の手を引いて、ネットカフェに入ったんです。すぐさま、パソコンでそのオンラインゲームにアクセスして、宏は1人でゲームを楽しんでいました。私は、横で疲れ果てた顔でその姿を見ているしかありませんでした」

当然のことながら、最初から最後まで、綾さんは宏さんに失望するだけの初デートだったと言います。
「一瞬も楽しめない、苦痛なだけの時間でした。一番驚いたのは、その日のうちに、宏から『今日は最高の初デートになったね! 次はどこに行く?』とメールが届いたことです。宏からしてみたら、
それまでが猫をかぶっていただけで、デートのときのゲーム最優先の姿が本性だったのでしょうね。もちろん、ゲームを好きなこと自体が悪いというわけではなく、人に対する最低限の思いやりはほしかったなといったところです」
相手の本性を見抜けなかった当時の自分も青かったと、綾さんは苦笑しました。
「宏は、別れるときも
『俺を捨てるのか!』などと言ってきて、揉めに揉めました。宏と別れることができたあとは、男性のことを見る目がついたので、ある意味いい経験だったかなと思っています。あんなデートは、経験したくても、もう二度とできないでしょうし(笑)」
今は笑い話ですと笑いながら話す綾さん。こうしてネタにできるぐらい幸せになれたことは何よりです。
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シリーズ私のだめんず遍歴―
<文/女子SPA!編集部>
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