「結婚指輪、4割引きで買えるよ」と言い放つ彼氏。これって許せる?
【おおしまりえの 目指せ!デキたら婚】
恋愛ジャーナリストのおおしまりえです。
結婚にはあまり興味はないけれど子どもは欲しい! そんな希望から、パートナーの仏くんと、独身のうちから妊活と結婚について考え始めるお話です。
<前回までのあらすじ>
気づけば子どもが欲しいという妊活熱が下がっているおおしま。そもそも付き合いが長くなり、関係がズルズルしているのも1つの原因です。そんなとき、仏くんから「新元号になるし、結婚してもいいかもね」というプロポーズを受け、テンションが上がります。

事実婚か法律婚か。まだまだ迷う気持ちはありつつも、仏くんから「結婚してもいいかもね」と言われ、なんだかんだ嬉しくなる自分がいます。
それを先日友達に話すと、周りは「おめでとう!」と言ってくれると同時に、「プロポーズ、それでいいの?」「そんなラフだと、指輪とかどうするの?」と、女子っぽい話題があがります。
別にそういうのに興味はなかったけど、指摘されると「あれ?え?ダメ?」という気持ちにもなってきます。これは一体なぜでしょう…。
そもそもプロポーズって、どういうシチュエーションでおこなうべきなのでしょうか。
私は家族との何気ない会話の中で言われましたが、こんなプロポーズってまあ普通はないですよね。周りに聞くと、「家デート中に」「旅行先で」「山頂で初日の出を見ながら」とか、心温まるロマンチックエピソードが出てきます。
ちなみに1回結婚経験がある私ですが、振り返れば1回目のプロポーズは牛角の待ち時間でのことでした。
「あと15分くらいかかりそうだねえ」と、肌寒い外で待っていると、なんとなく将来の話になり、「結婚しますか」と言われたのです。
その後の牛角は婚約祝賀会へと変更になったわけですが、今思えば祝賀会が牛角というのも、なんだか安い女であります。せめて叙々苑にするべきでした(そこじゃない)。
というか、何かのついでにプロポーズされる運命は、10年たっても変わらないのか…。1回目の時を思い出しながら、これでいいのかと一瞬“普通の女の幸せ”に憧れを抱く自分がいます。
そんな気持ちになったので、何かの拍子に「ねえ、もう1回ちゃんとプロポーズしてみてよ」と仏くんに頼んでみたのですが、あっさりスルーされたのでそこは諦めるとします…。

ラフすぎるプロポーズ、嬉しいけれど不安にもなる
1回目のプロポーズは「牛角の待ち時間」

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