――作ったアイスアートは全て食べられているのですか?
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食べるのをためらったちいかわ
アイスアートっ子「食べます。でも、作っているうちに愛着がわいてきてもったいないと思うこともあります。ちいかわは食べようと思ってカップの蓋を開けた時、あのつぶらな瞳に見つめられて食べるのをためらいました」
――たしかに、食べるのがもったいないですね。
アイスアートっ子「夫は食べ慣れているので、『これ食べるね』とどんな作品も容赦なくおいしく食べてくれます。アイスクリームは賞味期限も長いし、ずっと冷凍庫に入れても綺麗に保管できるので、
私は何週間か作品を堪能した後に、仕事で疲れた時のごほうびとして食べています」

『あたしンち』の母とユズヒコ
――楽しみながら作って、おいしく食べているのが伝わります。
アイスアートっ子「もともとアイスクリームが好きで、私にとってアイスクリームは特別なデザートでした。でも特別なデザートなのにすぐに溶けてしまうので、急いで食べないといけないのがもったいないと思っていました。
アイスアートでアイスクリームに魂をこめることで、おいしいアイスクリームがもっと特別で楽しいものになります。アイスクリームそのものがおいしいので、その味や色をいかしながら楽しくおいしく作っています」

『すずめの戸締まり』のダイジンと椅子
竹串とスプーンのみで作品を作っていると知り驚きましたが、アイスクリームがあれば手軽に作れて楽しくおいしいのもアイスアートの魅力です。アイスアートっ子さんのクオリティの作品は作れないものの、アイスクリームを食べるついでに、少しだけ挑戦してみても楽しいかもしれません。
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<取材・文/瀧戸詠未>