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「お前は本当にダメだね」と言い続けた先輩が別れの手紙で…新人コピーライターの成長が刺さると話題<漫画>

子供の頃からの夢だった

コピーライターから漫画家へ転身した理由はなんでしょうか? うえはら「色々理由はあるのですが、ひとつはシンプルに、漫画家が子どもの頃からの夢だったからです。 僕は一度会社を辞めて美大に編入しているのですが、そこで出会った同級生たちがみんな、周りの都合や将来の打算などを一切考えず、ただ純粋に作りたいものを作っていたのを見て感銘を受けました。そこで僕も、子供の頃、一番作りたかった「漫画」という媒体にチャレンジし始めて、少しずつ漫画家に転身する可能性を探り始めたのです。 もうひとつの理由は、広告という媒体が、なかなか長く残りづらいということに苦しんだから、というのもあります。広告は、幅広く色々な人に見てもらえる媒体ではあるのですが、今日放送したTVCMを1年後には誰も覚えていなかったりするのが『広告』というものです。 僕は子どもの頃から『自分が死んだ後にも残るものを作りたい』という気持ちが強かったので、そこでより作品が長く残る漫画の道を選びました」

自分にしか描けないものを

今後はどのような漫画を書こうと思っているのですか? うえはら「『ゾワワの神様』は、長くても12ページ程度の短編集のような構成だったので、次はより正統派のストーリー漫画を作りたいと思っています。 また、僕は漫画家の中でも比較的珍しい、かなりがっつり会社員をやった上で漫画家になっている人間なので、そんな自分にしか描けないものを描きたいという思いが強くあります。 具体的に言うと、仕事が辛かったり、明日出社するのが嫌で仕方ない人を励まし、勇気づけられるようなお仕事漫画を作りたいと思っています!」 うえはらさん、ありがとうございました!これからも「ゾワワ」!と刺さるエピソードを楽しみにしています。 <取材・編集/まなたろう>
まなたろう
多岐にわたって興味があるアラフォーライター。コーヒーが好きでコーヒーソムリエ資格取得。海外に12年ほど住んでいたため、英語はそこそこ堪能。
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