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辞めた後も上司ヅラするパワハラ課長。電話の暴言がありえない

 夜間や休日などに上司から電話やメールが来た経験のある人は多いはず。業務時間外の連絡に対応させることは、法律的には残業代を払う義務があるのですが、実際には守らない会社が多いですよね。
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写真はイメージです(以下同じ)

仕事以外の時間に電話してくるパワハラ上司

 有沢樹里さん(仮名・30歳/情報サービス会社)が以前勤めていた職場の上司(40代)も、夜中や休日だろうとお構いなしに電話をかけてくる人物だったといいます。 「平日・週末の関係ない職場で、社員はシフト制で休みを取っていました。でも、上司は聞きたいことがある場合、部下が休日だから電話しないという配慮はまったくなかったです。  例えば、車の運転中や映画鑑賞中とか電話にすぐ出られないときも何度もかけてくる。それで後から折り返し連絡すると、『早く出ろ!』って怒りますからね。  普通なら『休んでるところ悪いな』とか言うものですけど、上司からそんなセリフは一度も聞いたことがありませんでした」  上司はもともと言葉のキツい人だったとか。それだけならまだ我慢できましたが、一緒に取引先回りをすると仕事上のミスはしていないにもかかわらず、「コイツは本当にダメなやつで、いつも迷惑かけてすみません」などと毎回のように言われていたそうです。  そのため、上司の存在自体がストレスとなって会社を辞めることに。辞表はちゃんと受理され、3か月後には退職できましたが、上司からはその後も「あの資料はどこだ?」などとたずねる電話がたびたびかかってきたのです。 「メールでの連絡をお願いしても『こっちは急いでるんだ!』と逆ギレ。ちゃんと引き継ぎはしたんですけどね。それでもしばらくすれば連絡が来なくなるだろうと思い、面倒でしたけど電話が来るたびに対応していました」 やっかいな電話

退職後も電話してくる上司。身内の葬儀中でも「こっちを優先させろ!」

 ところが、タイミングの悪いことに樹里さんの祖母の葬儀のときにも上司からの電話が入ります。葬儀の準備をしていたため、とても電話に出られる状況ではなく、しばらく放置。  ようやく手が空いてスマホをチェックすると、約1時間半の間に上司からの着信は5件以上もあったといいます。 「電話をすると、第一声が怒鳴り声で『遅い! さっさと電話してこい!』ですからね。このときも仕事に必要な資料の場所を聞かれたので、入っているパソコンのフォルダ名を教えました。すると、ここで葬儀屋さんに呼ばれたので電話を切ろうとしましたが、『ファイルを見つけるまで電話を切るな!』って言い出したんです」 辞めた後もパワハラ上司 どうも上司はファイルを見つけられないらしく、樹里さんが身内の葬儀の準備で忙しいと説明しても「こっちを優先させろ!」とか言い出す始末。電話を切るに切られず困っていると、一緒に葬儀の手伝い駆り出されていたお兄さんが「どうした?」と声をかけてきました。 「簡単に事情を説明し、ハンズフリーにして私とのやりとりを聞いてもらいました。そしたら『俺が代わりに話す』と言って上司と話し始めたんです」  お兄さんは「申し訳ないが身内の葬儀の準備があり、妹もそれどころじゃない。理解してほしい」と説明。しかし、上司はかなりイライラしていたのか「家族でも関係のない方は口出ししないでほしい」と言ってきたのです。
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事情を知った兄が会社にクレームを入れたら…
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