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BTSなど「世界で最も影響力ある100人」が選出。目を疑う人物まで…

 アメリカのタイム誌が選ぶ毎年恒例の「世界で最も影響力のある100人」が今年も発表された。2019年は、世界的歌手のテイラー・スウィフトや映画『ボヘミアン・ラプソディ』で大ブレイクした俳優ラミ・マレックら、錚々たる面々が選出された。  各界の大物が名を連ねる中、日本からテニスの大坂なおみ選手が選ばれた。
 各界の有識者が集まり、独自の方法で選ばれているこの「100人」のリストは、2004年より毎年タイム誌が発表しているもの。  エンターテイメント分野で今年選出されたのは、テイラーやラミの他、アリアナ・グランデレディー・ガガ、グレン・クローズ、スパイク・リー、ドウェイン・ジョンソン、マハーシャラ・アリ、ブリー・ラーソンクリッシー・テイゲン、エミリア・クラーク、サンドラ・オー、レジーナ・キング、ヤリッツァ・アパリシオ、ライアン・マーフィー、リチャード・マッデンら。また、世界的に人気を博している韓国のグループBTS(防弾少年団)も選ばれている。  社会現象ともいわれた『ボヘミアン・ラプソディ』で一躍ときの人になったラミが選出されたことについて、自らも過去に「100人」に選ばれた俳優ロバート・ダウニー・Jrは、こう推薦文を寄せている。 「『ボヘミアン・ラプソディ』の大成功はグループとしての努力によるものです。クイーンは彼らの伝説や半生の物語、その友人やバンド仲間との思い出をラミ・マレックに託しました。その試練の中で、彼は見事にやり遂げたのです」  このリストの興味深いところが、必ずしも「良い影響を与える人物」のみを選んでいないところ。それゆえか(?!)、今年はドナルド・トランプ米大統領もリスト入りしている。  そのほか政治分野では、ミシェル・オバマ元大統領夫人も選ばれている。  スポーツ分野では、米男子ゴルフマスターズで14年ぶり5度目の大会制覇を成し遂げ、どん底から「完全復活」を果たしたタイガー・ウッズも選ばれた。  ビジネス分野ではFacebookのマーク・ザッカーバーグ、ディズニーのボブ・アイガーらの名前が挙げられている。

日本から選ばれたのは? 過去にはあの片付け名人も

 世界で最も影響力ある人といわれるだけあって、各分野ですごい顔ぶれがそろっているが、そんな中、「パイオニア」部門でテニスの大坂なおみ選手が選ばれた。  往年の名テニスプレーヤーであるクリス・エバートさんは、推薦文で大坂選手をこう称える。 「正直で礼儀正しく謙虚なこの選手以上に、グローバルで多文化的な未来を象徴する存在はいません。今後何年もの間、チャンピオンであり続けるでしょう」  過去には、安倍首相や小池百合子都知事、当時首相だった小泉純一郎氏、ソフトバンクの孫正義氏、ユニクロの柳井正氏、水玉模様でおなじみの芸術家の草間彌生さん、片づけコンサルタントとして大人気のこんまりこと近藤麻理恵さんなどが選ばれている。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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