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美の黄金比率で「世界で最も美しい女性」を選出。1位に輝いたのは?

 毎年のようにメディアを騒がせる「世界で最も美しい人」ランキング。アメリカのピープル誌による「世界で最も美しい女性」や、米サイト『TC Candler』が毎年12月に発表する「世界で最も美しい顔100人」などがあるが、いずれのランキングもその結果が謎……という場合も少なくない。当然、これらのランキングで選ばれた人が美女であることに疑いはないが、その選定基準がどうにもわかりにくい。  しかし、この手法なら少しは納得がいくかもしれない。このたび、ある美容整形外科医が「古代ギリシャの美の黄金比率」をもとに、セレブ達の顔全体を計測。美の黄金比率が最も完璧に近い顔を算出した上で、「世界で最も美しい女性」を選出した。
ベラ・ハディッド

「世界で最も美しい女性」に選ばれたベラ・ハディッド

 ロンドンの美容整形外科医のジュリアン・デ・シルヴァ氏が、様々な有名人の目、眉、鼻、口、顎、顔の形を計測した結果、最も完璧に近い黄金比率だったのがモデルのベラ・ハディッドだったという。  シルヴァ氏はインスタグラムにこう記している。 「今日のデイリー・メールとハーバーズバザーUKに私が特集されています。古代ギリシャの黄金比からベラ・ハディッドが世界で最も美しい女性となりました。(僅差の次点にビヨンセです。)物理的な完璧さを示す黄金比と94.35%の一致を見せたのです」  ベラといえば、これまで整形疑惑もたびたび浮上していたが、いずれにしても、美の黄金比率が完璧に近いなんて羨ましい限りだ。  そして、2位は僅差で歌姫ビヨンセ(38)が選ばれた。 「ビヨンセが92.44%で2位、アンバー・ハード91.85%で3位、アリアナ・グランデ91.81%で4位、ケイト・モス91.05%でイギリス人では最高の6位、英モデル繋がりでカーラ・デルヴィーニュ89.99%で10位となりました。  今回、コンピューターによる最新のマッピング技術を駆使することで、物理的にどんな人が美しいのかというミステリーが解き明かされました。この技術は美容整形を受ける方々にも役立つものなのです」 「黄金比はギリシャ人が考案した、美を測る数学の方程式です」  ファイと呼ばれるこの黄金比について、ジュリアン氏はこう続けている。 「どのような人が美しいのかを説明するその数学的定理を、科学者たちはずっと認めてきました」 「顔の長さと幅を計測し、その結果を割る。黄金比によればその値はおよそ1.6が理想的であるとされています」 「おでこの髪の生え際から目の間、次に目の間から鼻下、更に鼻下から顎下までを測ります」 「それぞれの値が近ければ近いほど美人ということです」 「次に顔の対称性とバランスに移ります。黄金比によると、耳の長さは鼻の長さと、目の幅は両目の間の距離に等しいのが理想とされています」  3位はアンバー・ハード。ジョニー・デップと泥沼の離婚劇を繰り広げたアンバーだが、そんなドロドロとした過去も忘れてウットリ見てしまうくらい、確かに美しい顔立ちである。  ちなみに、世界で最も稼ぐセレブに選ばれたテイラー・スウィフト、世界で最も稼ぐ女優の1人であるスカーレット・ヨハンソン、ハリウッド屈指の美女ナタリー・ポートマン、過去に「最も稼ぐ音楽界の女性」「最もセクシーな女性」の栄冠に輝いたケイティ・ペリーも、上位10位にランクインしている。  美容整形外科・高須クリニックの高須克弥院長もかつて、要するに“美人”は顔のバランスの偏差値が高いということであるとして、美の黄金比率について言及していた。美人かどうかは、コンピュータで顔認証して、パーツの比率がどれだけ美人の基準に当てはまってるか測定すればいいとした一方で、「美人かどうか」と「魅力のある・なし」は、全然別問題だとも語っていた。  ところで、自分の顔面偏差値ってどれくらいなんだろう? と思う方もいるかもしれない。今回のランキングを発表したシルヴァ氏や高須院長のような専門家に計測してもらうのがベストだろうが、高須クリニック公式ホームページでも美人度がチェックできるみたいなので、興味がある方は試してみては? <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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